セカンドライフ批判批判批(ry

id:xionowel:20071116:1195018350
いやまあ、言いたいことはわかるしその通りだとも思うんだけど、批判の批判やったって泥試合になるだけでしょう。自分の(あるいは自分と同じ)意見を頭から否定されて、なおかつその否定した相手が面白がっているものに対して興味を抱くような人がいるわけがない。宣教師がケンカ売ってどうしますよ。
ちょうど同じような対立構図があったのが、2年前*1脱オタファッション本に対する批判。うちのダイアリーにしちゃめずらしく(笑)ブクマ数を稼いだ記事がありました。
ファッション指南とファッション啓蒙
id:xionowelさんはこの記事でファッションを「啓蒙」しようとする脱オタ本の主張と同じことをされてる気がします。まず相手の意識を変え、啓蒙しようという。でもそれって逆効果です。SL批判者の偏見を論破することに情熱を注ぐ一方、SLの面白さを語ることは「押しつけ」と感じるのかあまり気が進まないようですが、逆なんですよ。偏見なんて理屈じゃないんだから、理屈で論破しようとしても無駄。「偏見さえなくせば楽しさをわかってもらえる可能性もある」じゃなくて、「楽しいと思ってもらえれば偏見なんてふっとんじゃう」。
それと、「自分の(アンチSLな)意見を否定する相手の語る楽しさ」は押しつけに感じられるかもしれないけど、「自分と親しい相手の語る楽しさ」は押しつけにはなりません。だから、心配せずにid:xionowelさんの感じるSLの楽しさを淡々と綴っていけばいい。*2楽しさって伝染するんですよ。in-worldのダンパや何かで、アバターが大勢で踊ってるのを眺めてると、自分が踊ってるわけでもないのになんだか楽しくなってきません?それと似たようなもんです(ホントか?)。
それにしても、ファッション指南&啓蒙の記事でネタにさせて頂いたblog的ニュース的広告的ユーコス石油 | On Off and BeyondChikaさんが、SLでも同様に自分が楽しんでいる様を押し付けるでもなく淡々と提示し、

「この人はSLを楽めている」のが明らかだ

と評されているという、不思議な偶然。というか、これはもうChikaさんの人柄なんだろうなあ。

*1:もうそんなに前なんだ!

*2:事実、id:xionowelさんの日記は以前から読んでましたが、正直なところ「こいつ能書き垂れるばかりで、本当にSLをやってるんだろうか、バブルで入ってきて引っ込みつかなくなって煽ってるんじゃないだろうか」なんて思ってましたよ(失礼)。今回のコメントでようやく「あ、この人は実際にSLを楽しんでるんだ」と感じて、共感が湧いてTB送る気になりました。