検索クエリー

しかし、ブログかブログでないか、そんなルールで特定のウェブサイトを排除するのではなく、良質の検索結果を出力するために、検索クエリーに対して相応しい内容かどうかでスコアリングするのがよいと思います。

Yahoo! Japan の検索にブログフィルター [dh memoranda]

純粋に「検索して結果を得る」という行動を考えたとき、「検索クエリー」ってWebのこっち側とあっち側に分かれるように思います。あっち側は、検索エンジンのロジックの世界で、ページランクにのっとってブログが有利だったり、フィルタでブログがはじかれたりしてると。で、こっち側は、利用者が最適な結果を得るために、キーワードを選んだり検索オプションを駆使したりする部分。で、たとえばブログが上位に来やすい検索サイトと上位に来にくい検索サイトがあった場合に、目的に応じてどっちのサイトを使うか、というあたりも「こっち側の検索クエリー」に含まれるわけです。
かつては「検索の達人」なんて言葉が使われるほど、検索に関するTIPSは一部のマニアックな人のものでしかなかったけれど、これだけ検索という行為が日常化した今となっては、検索TIPS=「こちら側の検索クエリーに関する知識」ももっと広く知れ渡るべきなのかもしれない。OracleSQLがチューニング次第でパフォーマンスに大きな差が出るように、「検索クエリーのチューニング」も、必要とする情報を得るまでのパフォーマンスに大きな差をもたらすわけですから。