二階へ上がるためのご褒美

昨日のエントリ、先様からトラバいただきました。どうもです。で、まず昨日のエントリの訂正。

ラクダ本asin:4873111269)とアルパカ本〜

すいませんリャマ本(『初めてのPerl』)の間違いです。asinは合ってる=リンク確認でちゃんと表紙見てるのにどーして間違えたかな。しかも2箇所も。ああ恥ずかしい。
つまり、昨日のエントリはKENTレベルの遠吠えだとゆーことで。
あと、元々の記事の「某所」ってのが例えば専門学校とかで、相手がこれからPerlで飯食おうって若人とかだったなら、さすがにそらあかんやろ、と私も思います。昨日のとここで書いてるのはあくまで素人Perler、私も含め、ブクマコメントのid:fbisさん言うところの「単に掲示板を設置したいだけの初心者」の話です。そうした初心者を「入口がKENTってだけでダメダメ」*1と足きりせずに、うまくすくい上げて正しく次の段階に進ませることができたら、そのほうがみんなにとって幸せな結果になるんじゃなかろうかと。

1階にはKENT口以外の入り口もあって、特に翻訳ものだとリャマ本(asin:4873111269)はもちろん、MySQL&Perl Webアプリケーション開発とかPerl&CGI Webアプリケーション開発とかでも必ずCPANモジュールについて触れていて、「お願いですから私の言うことを信じてモジュールを使ってください」的なことも書いてあるのに、そういう本は厚くて高くて文字ばかりなので初心者に敬遠されがち。

これらの本が敬遠されるのは高くて文字ばかりだからってだけじゃなく、「本の内容を学んだ結果、自分にどういうご褒美が返ってくるのかが見えにくい」からじゃないかと思います。*2確かにPerlで学ぶべきことは網羅されてるけど、「じゃあこういうことを学んだら自分は何をできるようになるんだろう」って事が見えない。その点KENTさんの本は、掲示板とかアクセスカウンタとかチャットとか「この本で勉強したらこれが作れるようになるよ」ってのが明確に示されてる。あ、そこ、「そんなので釣られてる時点で(ry」とか言わない。モチベーションって大事ですよ。だから、2階からPlaggerでピザとってみせてやれ、というわけです。掲示場置けるようになったのか頑張ったね、じゃあ次はRSSを読んでみようか、Amazon ECS使ってみようか、それともPlaggerでピザとろうか、いずれにしてもこれとこれとこれは勉強しないとね、また頑張ろうね、と。
入った後に正しくステップアップできさえすれば、入口はどこでもいい、というかどこでもいいようになってなきゃいけないと思うんですけどね。

*1:私が言ったんじゃないよう!

*2:だから、給与という明確なご褒美のある「Perlで飯食おうとしてる人たち」のことは脇へおいときます。